インタビュー1
両親に何か思うところがあるの?

黒雲鵺(才賀綾音)
何言ってんのかわかんない時があったら《インタビュー》でも使ってね。
脳内で設定ができすぎてて、何処が伝わってるかわからない。

GM(もたち)
いまのところは特に?
ちなみに《インタビュー》はGMというかリサーチカードを対象にもできるよ。

黒雲鵺(才賀綾音)
キャラじゃなくてシナリオに質問できるの?

GM(もたち)
GMが答える形。大抵の場合ターゲットとは最後まで出会えないので、
カードを選んでインタビューする場合はPL目線の質問しか出来ないかな。
ネバークラウドTRPGを遊んでいるとき「LIKE」をするだけでは満足せず、「その話、もうちょっとくわしく聞かせて?」と思うことが1度はあるはず。あるんだよ。そんな気持ちを叶えてくれるのが《インタビュー》だ。
《インタビュー》を使った人は対象の"悩み"に関連した質問をし、質問された人はその質問に答える。質問の内容に関して設定を考えていなかったときは、新しい設定をその場で考えよう。
その答えの中から、単語かフレーズ1つを切り出して[ワード]というものを作ることができる。この[ワード]は後の戦闘シーンで役に立つものに変わる。
そう、《インタビュー》によってこのゲームは、合法的に「人のキャラクターの設定を聞き出す」、「自分のキャラクターへの愛を語る」ことのできるゲームになっているのだ。
相手のことを知りたいという好奇心だけで《インタビュー》してもいいのだが、「どうしてそんなことをする必要が?」と思う読者も中にはいるだろう。その場合は「どうしたら相手の"悩み"に質問しながら、自分のキャラクターの"悩み"に振れるような答えを聞き出そう?」という視点で《インタビュー》の内容を考えると《インタビュー》を楽しめるのかもしれない。
