リサーチカードE
強かったらウェンディなんてやってねーよ
GM(もたち)
えーと、綾音ちゃんは手番を使ったわけではないので、
このサイクル中に行動したのはせんりちゃんだけか。
Dateryu
じゃあナツキが行きますね。
あえての【屋上】へ!方法はこれから考える!
GM(もたち)
屋上ね、おk。
棗樹くんのコトノハは~……
Dateryu
ハナズオウ。
GM(もたち)
レゾナンスなし。大喜利タイム確定。
Dateryu
外れたか―
GM(もたち)
では情景描写から。
昼休みは生徒の声で賑わう学校の屋上。春の陽気に照らされた白い床は眩しいほどだ。
しかし今は誰も居ない。この場に立つのはキミたちだけだ。
黒雲鵺
あ、たまたま合流してもいいか?
ほっとくとずっと単独行動になりそうだ。
GM(もたち)
独りで動きたいのか、一緒に行動したいのか……w
こきゅーとす
むしろ既に屋上にいそう
黒雲鵺
それはわかる。
GM(もたち)
じゃあ3人が扉をあけてみたら綾音がいたかんじでどうぞ。
才賀綾音(黒雲鵺)
「ん、お前らか」
国枝棗樹(Dateryu)
「才賀さん、こっちに居たんだね。」
躑躅森せんり(もやししゃも)
「やーやー、この辺りにも怪しい気配がすると微探偵の勘が言っているんだけど、
どうかな?」
才賀綾音(黒雲鵺)
「ここは『外』って扱いみたいだから何もねーみたいだが……」
GM(もたち)
綾音の言う通り、屋上はおとぎの国のようにデコレーションされておらず、
普段どおりといった様子だ。
そこへ不意に空から古風なかんじの手紙のオブジェクトが舞い落ちてくる。
その手紙はナツキの手元に吸い込まれるように収まります。
封蝋で留められてる古風なやつだね。
皆月紫乃(こきゅーとす)
「お手紙、ですか?」
国枝棗樹(Dateryu)
「CRで蝋封の手紙、かぁ……」
なんでもない日をお祝いしよう!
お祝いに必要なのは、ティーセット、プレゼント、おおきなケーキ。用意ができたらお歌を歌おう!
ひとりは寂しい?大丈夫。
楽しさにつられたみんなが集まってくるのだから。
お祝いが終わった頃にはあなたはみんなの人気者!
国枝棗樹(Dateryu)
「―――あなたはみんなの人気者!……だって。」
とりあえず文面を読み上げてみて、3人の方を向く。
才賀綾音(黒雲鵺)
「不思議の国アリス……か?」
※綾音はチェシャ猫の件を知らない
躑躅森せんり(もやししゃも)
「色々用意して歌でも歌えと?僕は音痴なんだ、誰かやりなよ」
どうぞどうぞ
才賀綾音(黒雲鵺)
「今回はめんどくせー条件があるやつだな…助けたあと一発殴っとくか」
国枝棗樹(Dateryu)
「や、やめてあげなよ……」
躑躅森せんり(もやししゃも)
「ここまでの校内の様子からしてもアリスっぽいね、
大人になりきれない少女の空想を鎮める……」
とうだうだ勝手に説明してる
国枝棗樹(Dateryu)
「ターゲットの趣味……かな?」
皆月紫乃(こきゅーとす)
「…どういうことなんでしょうね?」
才賀綾音(黒雲鵺)
「とりあえず条件を満たせば花弁痕が出てくるなら、
書いてあるとおりにすればいいんじゃねぇか」
こういう案件はめんどくさいのでやろうとしない。特に人前では。
国枝棗樹(Dateryu)
「……今からここにティーセットやプレゼントを用意するの?」
GM(もたち)
その手紙のほかにはなにも現れないようで、
話し合っていても解決しないようだね。
ティーセットやプレゼントはともかく、机を運ぶのは骨が折れる。
だがこの時代には……
才賀綾音(黒雲鵺)
「CRでいいだろ。なんかそれっぽいやつ作って出せばいい」
躑躅森せんり(もやししゃも)
「プレゼントってのも、何もモノじゃなくてもいいしねえ」
国枝棗樹(Dateryu)
「そっか、じゃあやってみよう……みんなにも手伝ってもらっていいかな?
僕はまずテーブルをっと……」
屋上の適当な座標を指定してテーブルのオブジェクトを展開。
才賀綾音(黒雲鵺)
「プレゼント……これでいいか」
紫乃が持っているうさぎのぬいぐるみと、さっきせんりにやられた猫のエフェクトを思い出して、猫のぬいぐるみにリボンでラッピングしたものを出す
皆月紫乃(こきゅーとす)
「あっ……猫かわいいですね」
ケーキを出しつつ。
躑躅森せんり(もやししゃも)
「ならティーセットを。……こんなものか」
GM(もたち)
テーブル、プレゼント、ティーセット、ケーキが並べられましたが、
なにも起こらない。
国枝棗樹(Dateryu)
「……やっぱ最後は歌わないとダメかな……?」
躑躅森せんり(もやししゃも)
「手拍子ぐらいならしてあげるから」
皆月紫乃(こきゅーとす)
「ええと、頑張ってください。」
Dateryu
じゃあ星空フロントラインを歌おうか。
GM(もたち)
待って?
GM(もたち)
あの曲、僕が作詞したからこう……
黒雲鵺
うそでしょ、ちょっと笑っちゃった。
いい歌詞だよ!
GM(もたち)
うるせーwありがとうw
GM(もたち)
えー……では「星空フロントライン feat:国枝 棗樹」ってことで。
捜査能力の{音楽}で判定かな。出目が棗樹くんの歌唱力になります。
Dateryu
棗樹くん涙目。
黒雲鵺
判定失敗したらただの音痴やんけ。
国枝棗樹(Dateryu)
「うう……じゃあやってみるよ?」
Dateryu
(コロコロ……)
やった成功!
国枝棗樹(Dateryu)
「♪あの日キミが描いてみせたー、キラキラの未来予想図ー」
GM(もたち)
GMが死んだ。
もやししゃも
草
黒雲鵺
草
こきゅーとす
GMがかわいい。
Dateryu
いいじゃん大好きだよのこの曲
GM(もたち)
自分で書いた歌詞を目の前で歌われたら、はずいものははずい!w
azumaさんとnayutaさんに堤博明さんだぞ!!名曲に決まってるだろ!!!
GM(もたち)
棗樹の歌声が誰もいない屋上に響く。
才賀綾音(黒雲鵺)
(割とうまいな)
皆月紫乃(こきゅーとす)
拍手。
GM(もたち)
噂の通りなら誰かがやってくるはずなのだが……『誰も現れない。』
国枝棗樹(Dateryu)
「……僕、歌い損っ!?」
才賀綾音(黒雲鵺)
「んー? なんか間違えたか?」
躑躅森せんり(もやししゃも)
「では2番も行ってみよう」
GM(もたち)
やめろ!!!!
わかった!!花弁痕を出す!!!コレでいいだろ!!!
てか描写の途中なだけだから!!
黒雲鵺
草
リアル交渉みたいになってんじゃねーかw
Dateryu
めっちゃ笑った
GM(もたち)
どこからともなく、風に乗せられたようにひらひらと
光を放つ花弁がナツキの目の前を横切っていく。
国枝棗樹(Dateryu)
「っ!」
慌てて手を伸ばしますね
GM(もたち)
なんとか花びらを捕まえることができます。
国枝棗樹(Dateryu)
「わっ、よっ、ほっと!
……良かった。わざわざ歌った甲斐はあったみたいだ」
と左手に花弁を持って、右手に鍵を顕現させる。
黒雲鵺
花弁痕ってそんな小さいのにガスっと杭打ってたのか。
GM(もたち)
花弁痕のサイズはわりとまちまち。杭(パイル)の大きさもべつに制限はない。
花弁痕を視界に捉えないと使えないけど。
国枝棗樹(Dateryu)
「それじゃあやってみるね。
――――――パイル、ドライヴ。」
手に鍵を現出させ、杭で花弁を貫く。
GM(もたち)
花弁を杭が貫き、砕け散る。
棗樹の意識が塗り替えられていく……
情けない。
自分から言いだして決めた道なのに、今は逃げ出したくてたまらない。
ここには自分の居場所が無いとすら感じてしまう。
なにもしていないのに、なぜか私のところに人が集まってくる。
だというのに、私の心はいつも孤独だ。
知らぬ間に思い上がっていたんだ。
一人でなにかを変えられる気がしていた。
でも違った。
…そうか、私にはなんの力もなかったんだ。私は両親に守られていたんだ。
敷かれたレールは、両親の優しさだったんだ。
GM(もたち)
そしてナツキの意識は現実へと引き戻される。
国枝棗樹(Dateryu)
「………っ!!」
平衡感覚を失い、その場でバランスを崩す。貧血にも似た症状。
才賀綾音(黒雲鵺)
二の腕をガッと掴んで立たせよう。
「おい、しっかりしろ」
国枝棗樹(Dateryu)
「わわっ!?
………あ、ありがとう……ございます。」
皆月紫乃(こきゅーとす)
「だ、大丈夫ですか…?」
駆け寄ろうとはしたけど躊躇する。
躑躅森せんり(もやししゃも)
「で、なにを見たのかな?」
近寄ろうとはしない。
Dateryu
やだ、綾音イケメン……。
GM(もたち)
ああ、僕はどうやら勘違いをしていたらしい。
棗樹が女の子を落とすんじゃなくて、棗樹が女の子に落とされるんだな。
黒雲鵺
草
もやししゃも
ヒロインだったか。
国枝棗樹(Dateryu)
「自分の居場所……周りに人が集まって……でもいつも孤独で……」
垣間見たイメージなどをつらつらと話してみんなに共有する。
才賀綾音(黒雲鵺)
じゃあ、流れで私が下駄箱で見たやつも共有しとくか。
GM(もたち)
いいねいいね。
皆月紫乃(こきゅーとす)
「わからなくは、ないですけど……」
私とは少し違う孤独感だな……と。
才賀綾音(黒雲鵺)
「絵本がモチーフだったり、ぼっちだったり、陰キャくせぇな」
躑躅森せんり(もやししゃも)
「誰もが誰も、君のように強くいれるわけじゃないよ」
才賀綾音(黒雲鵺)
「…………ハッ、
強かったらウェンディなんてやってねーよ。」
と少し自嘲気味に言って背を向けます。
私たちはみんな、弱いからここにいる。
GM(もたち)
それ。それだよ。ウェンディはそういう子たちなんだよ。今のやりとり好き。
私たちはみんな、弱いからここにいる。
これキャッチコピーに使えそうなくらいかっこいいな。
もやししゃも
LIKE。
こきゅーとす
名言製造機かな?
黒雲鵺
綾音の悩みがそれだからね。
悩みがないほど強ければウェンディになれず、弱さがあるやつだけが戦わなければならない、ネバークラウドはすごく少年漫画とかにある設定。